里山トレッキング

2012/10/21



いつもの里山トレッキングなのですが、今日気がついたことがありました。
稜線を下り始めて暫く歩いて時右側に細い獣道のような道がありました。
時間に余裕があったので好奇心から探索に行きました。

こんなところもあるんだと先に進んでゆくと大きく開けた場所に出ました。
そこには、一面苔むしたお墓並んでいました。
墓石の字も見えないほど荒れた感じで不気味と言うより物悲しい意雰囲気が漂っていました。
暫く立ち止まっていると後から「がさがさ」と何かが歩いてくる音が...。
振り返るが何も無い。寒気がしてさあ戻ろうとしたが今来た道が無い。
その時、鼻につく強い線香のにおい供に耳障りな音。音というより声?
何を言っているかわからないがいやな予感が全身を包み居てもたっても居られず
道はないが、さっき来たと思われる方向へダッシュで藪の方向へ...。

走っている間中、後から声。でもないをいっているかわからない。
生きた心地がぜず、また藪に足をとられなが転げるようにひたすら走り続けました。
どのくらい走ったか。前方に女性の声が..。でも怖いというより助かったと安心でいる人間の声でした。

私がいきなり藪から転げ出るように道に出ると4〜5人の50歳くらいの女性たちでした。
慌てふためく私を見て、びっくりしていましたが「どうしたの?」と声をかけてくれました。
今までの話をすると、「私たち、ここへは何回も来てるけどしらない」とのことでした。

その後私は恥ずかしながら、女性たちと一緒に下山させてもらいました。
家に帰り一安心。片付けのためにリュックを開けるとあの線香のにおいが...。
「連れてきたか」
と心配になり青ざめましたが今まで何もないので少し安心しています。


<フジ山さん>


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