続・プサン

2002/01/29


「会社員」様の投稿「プサン」を読んで、私も同じ事故についての体験があるので投稿しちゃいます。

7年前くらい、私が高校に入学した年でした。
入学してまもなく、学年行事として、 隣県の長野まで1泊2日の研修旅行に行くことになっていました。
その出発の前日、 何の意味もなく私はただただ「死の予感」を感じ始めました。
それは

「明日行ったら帰りに 事故に遭って死ぬ!」

というもので、本当にどうしようもなく気分が暗くなり、本当に自分は 明日死んでしまう。という気持ちで一杯になり、家族にもさんざん

「行ったら明日帰りに事故で 死んじゃうから行きたくない!!」

と言い張りましたが、家族は信じる訳もなく(あたり前です)

「明日出発して1泊して帰ってくるのは明後日だから、明日死ぬわけないでしょう!」

と。 でも私は

「明日事故にあって帰れなくなる!」

との予感が頭から離れず、その日に会った 別の高校へ通う友人にもそんな事を言いまくっていました。
そして、出発の当日。
朝になると気分は回復して、あまり死の予感もなく出発し、1泊して 楽しい研修旅行に終わり、無事に帰宅しました。
そして家に着くと、神妙な面持ちの父が開口一番、

「お前ニュースを見たか?」

と聞いてきたのです。
旅行中一切TVは見れなかったので、

「なんで?」

と問い返すと

「昨日の夜名古屋空港で台湾?から帰ってきた飛行機が着陸に失敗して大事故になったん だよ」

との事。
この時ばかりは親は何かを信じてくれたようです。
前日に話をした友人からも電話があり、

「○○ちゃんがいってたのてこの事故の事だったのかなあ・・・」

と話ました。

私は虫の知らせ等は信じないと思っているほうですが、事故の日にちと帰り際の事故と いう状況が、私が感じた死の予感と同じだったので、そんなこともあるのかもしれないな。と思います。
しかし、大勢の方がお亡くなりになった事故だけに、なんとなく何か意味があったのかなあと思って忘れられませんでした。
でも会社員様の「プサン」を読んで、私だけじゃなかったんだなーっと、少し気が楽になりました。


<律子さん>