神の道

2001/02/13


お久しぶりです。

少々古い話になります。
母親の田舎が離れ小島だったので、夏にはよく祖父のところに預けられていまし た。
其処での不思議な話です。

空港がある場所なのですが、山から滑走路に向かって真っ直ぐ海のほうに向かっ ている道があるのですが(滑走路のところにはフェンスがありT字路になってま した)、朝の6時と夕方の6時には、その道を横切ってはいけないといわれてま した。
理由は山にいる神様がとおるからだといっていました。

夕方の6時に海の方へ出かけてゆき、朝になると戻ってくるそうです。
で、小学校4年ごろだったと思います、本を買いに行っていたんだと思いますが (島には2件しか本屋がなっかたのです)、 夕方6時ごろその場所を通った時山のほうの道を見たら、白い着物(?)を着た男の人が下りてくるのを見かけました。
そのまま立ち止まってみていると、ちょうど目の前くらいにきて頷くような仕草 をして海の方へ消えてゆきました。
勿論誰も信じてはくれませんでした。
ちなみにその時間道を横切ると事故に遭うといわれてたそうです。

それから数日後、祖父の家の畑に行く途中でのことですが(山の中)軍隊の行軍 の足音と、軍艦マーチが聞こえてきたのですが、周りには民家は一軒もなく、自 衛隊や米軍の基地もありません。
しかも戦後占領軍がきたことも重要施設もなく 爆撃も受けたこがないそうです。

この話も以上の理由で信じてもらえませんでした。

ではまた何かありましたら。

< jun1さん>