2000/09/29


以前読んだ、ある本に、

「土を掘っていたら人の顔だけ出てきて、土地神様だと教えてもらった」

という話が載っていましたが、それに似た体験をしています。

小学校3年か4年のときです。
授業中(理科?)観察池のほうで、なんかやって いた時 (まるで覚えてないんです)その後の休み時間中でした。
観察池から見て、プール、校舎となっていました。
その観察池とプールの間くらいを掘っていた友人が

「おい!ちょっとこっち」

と呼ぶので周りにいた8人くらいでそばに行くと、

「これ」

と言って地面を指差したので皆で見ると、 顔がありました。
地面と平行に埋まっていました。
体のほうは見てなかったと思います。
目が細く顔色は白く怖いという感じはしませんでした。

「土を被せなさい」

という声が聞こえて、皆で土を被せたのですが、 その後の記憶がまったくないのです。
一緒にいた友人たちに聞いてみると、やはり土を被せたところまでは覚えている のですが そのあと、授業が始まって学校から帰るまでの記憶がなかったそうです。

次の日先生に聞いたらいつもより授業を熱心に聞いていたそうです。
家に着いてからの記憶はあったそうです。

後日談 中学の終わりころ一緒に ”顔” を見た友人とクラス会であったので 聞いてみると、見つけた友人は、 ”顔” を覚えていたのですが、5人ほどは覚えていませんでした。
(前後は覚えていたのですが肝心の ”顔” に付 いては知らないという答えでした。)

残念ながら彼らとの音信が不通なので確認は取れません。
冒頭に書いた”ある本”について、もし、覚えがあると言う方がいたら教えてください。

それではまた。

< jun1さん>