まくらがえし2

2000/08/12


”まくらがえし”ついて語らして頂だきたいと思います。

自分は、霊感体質ではありません。
霊体験も皆無です。

しかし、昔からおばけ、妖怪の類は大好きで子供の頃は水木先生のお話や表現する絵の妖怪は名前を聞けばその特徴、容姿、退治の仕方が分かる程、それらの文献(主に漫画や挿し絵が沢山の本)を読みあさっていました。

まず、”ゲゲゲの鬼太郎”に登場する”まくらがえし”は、
一人の少年(夢吉)が必ず同じ夢を見る。
広い野原で大きな切り株を飛び回って遊んでいると気味の悪いおじさんに、

「ここで遊んじゃいけかん」

と怒られ納得しないまま目を覚ます。
ある日、現実の世界で学校の帰りそのおじさんに合い夢吉は、夢の世界へ連れて行かれる。

この話しは、妖怪”まくらがえし”が夢に現れ、その後現実の世界に現れ対象の子供を夢の世界に連れて行行ってしまう。
と言う様に直接”枕”とは関係なく夢の世界の話しです。

次に水木先生の「日本妖怪の図鑑」(題名不明)だったと思いますが、昔の人は、自分が空を飛んだり怪物に襲われたり現実では到底起り得ないものを見てしまう夢に超神秘的な感情を持っていた様です。
この夢は、眠ると言う行為により発生しますが眠るときに使う枕が夢と現実を繋ぐ神聖なものと考えられていた様です。
その神聖な枕を反対にして悪夢を見せる悪い奴が”まくらがえし”と言う妖怪である。
等の内容だったと思います。

実際、自分の場合ですが枕が変わると悪夢を見ます。
特に、堅い枕の場合は必ずです。
堅い枕の場合は、寝ている間枕を色々動かしているようで枕カバーがはずれたり枕が表裏玉になっていたりします。
寝ている間、無意識に行っている行為だと思っていますが、本当は、”まくらがえし”にいたずられて枕を返され悪夢を見ているのかもしれません。
”まくらがえし”存在していると思います。

”アクトさん”のお話ですが、枕が無くなったと言う事で、悪夢に悩まされている等ではない様なので”まくらがえし”の仕業ではなく他の妖怪の仕業であると思われます。
間違っていたらすみません。


<妖怪博士さん>